2016年6月12日日曜日

小顔に見せることの出来るヘアカラー・・・の落とし穴について。


こんにちは!セナxコローレ店 カラリスト ナカムこと 中村太輔です。

今日はチョットした ヘアカラーの小ネタを。


よく、 顔周りのヘアカラーを暗めに設定し
『 小顔効果のあるヘアカラーですよ~♪ 』っと
美容師がおススメしているシーンや 雑誌のコメントを見かけます。

技術的には フェイスラインを黒(暗い)で囲むことによって
【 引き締め効果 】をうたっているケースが殆どです。




 しかし・・・。
本当に小顔に見えるのだろうか?!








さっそく 検証してみました。

  


チョッピリお顔にコンプレックスをお持ちの
【 Miss 下膨れちゃん 】 です。

ヘアカラーの設定は やや明るめのベージュ系ブラウン。 
そこに俗に言われる、
顔周りを暗く締めるコトによって小顔効果が期待できるヘアカラーを施術してみましょう!











はいっ! 施術完了!
『 ローライト効果で顔が締まって見えますね~ 』っと聞こえてきそうですが、




ちょっと待った!!!!!




【超絶下膨れちゃん】になってしまってるではありませんかっ!
いや、むしろ施術前の方が気にならない・・・・というか、
コンプレックスが強調されてしまいました。





この カラクリを簡単に説明させて頂くと、

フェイスラインのヘアカラーが暗くなり、隣り合う肌色との明度差(明るさの差)が離れることで、 
肌と髪の境界線がハッキリした印象に変わります。

そのため、コンプレックスである 【 下膨れちゃん 】が逆に 強調されてしまった・・・ というワケです。
シェーディング効果を狙ってのローライトが 完全にアダになってしまう悲劇パターンです。





正解と言うほどのモノではありませんが、
この場合、
逆にホホ~アゴにかかってくる髪色をさらに明るくし、肌色と調和させ ボカすパターンと、
ホホ~アゴにかかる髪を内側に入るようにカットし ヘアスタイル自体を変え、コンプレックス部分を隠すパターンのどちらかが有効かと思います。




2色以上の色が髪に存在する場合、色による目の錯覚が生まれ
ヘアスタイルに様々な効果をもたらします。
『 毛流れ・奥行き・立体感 など 』

しかし、シッカリと理論を理解し
効果を狙って色を配置しないと・・・・・
大変なコトに・・・なってしま・・・うので ご注意をwwwwww









 http://beautynavi.woman.excite.co.jp/stylist/241?from_salon_stylist_img=   





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