こんにちは。
カラリストの高橋拓也です。
先週のトレーニングは、ずばり、
「ダブルカラーを考えよう(知識編)」でした。
ダブルカラーとは、複数のプロセスを経て仕上げるヘアカラーです。
たとえば、ブリーチをしてベースの色を抜いてから仕上げるヘアカラーや、
ハイライトを入れてから、一度シャンプーして、その後ワンメイクで求める質感に近づけたり。
などなど。
ヘアカラーが多様化してきた近年では、その需要も急激に増してきています。
その基本的なことから始まり、サロンワークでの例を挙げながら、
アシスタントのみんなと「ヘアカラー談義」に花が咲きました。
今回の講師として、僕からみんなに伝えたことは、
その色にする為の『薬剤のレシピ』ではなく、
その色にする為の『ベースつくり』についてです。
少々、マニアックな話になりますが、
この色を作るのに、髪の毛をどれくらいの明るさと色にするのか、
つまり、仕上がりの色にとっては、下地の役割をするベースの明るさと色を考え、
そこに向かって、いかにダメージをさせないで仕上げるか。
これが、とても大事なんです。
その為には、
①髪のコンディションを見極めること
②使用する脱色脱線剤の強さをコントロールすること
③よりスピーディーに仕上げる為のプロセスを考えること
これらを考えながら、色々なケースで経験を積むことで、
カラリストとしての腕が磨かれていきます。
今後のヘアカラー業界においては、
さらにバラエティーに富んだ、
クオリティーの高いヘアカラーが求められるはずです。
アシスタントのみんなには、近い将来のimaiiのカラリストとして、
これからも髪と色と向き合って、綺麗なヘアカラーを作っていってほしいと思っています。
自分も負けないように、切磋琢磨していきます。
colorist 高橋拓也
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